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「JAPANESE ARTIST SELECTION 」は日本を代表する現代アーティスト12名をフィーチャしたシリーズ。
アートのセレクションには、主要な展覧会や海外のアートフェアを訪れ、国内の若手から大物アーティストまで幅広く現代アートの作品を収集、都内近郊のギャラリーや美術館情報を紹介する『GUIDE』の発行をする吉野誠一氏が監修。
ウイスキーはRUDDER 北梶をアドバイザーとする。
日本を代表する現代アーティスト達が実際にテイスティングしてウイスキーをセレクト。現代において新たな価値を創造し、また異なる視点をするアーティストがどのようなウイスイキーを選ぶのか?
ウイスキーの持つ五感表現、現代アートの創造性・価値の転換がどのようにリンクしていくのか?
新たなウイスキーの世界観創造にチャレンジしていく意欲的なシリーズ。

---テイスティングコメント---
香り:黄色い花、砂糖をまぶしたクッキー、甘い柑橘系、アルコールの溌剌とした香りの奥から綺麗なバーボン樽由来の甘い香りが伸びてくる。
味わい:麦藁、麦粥、乾燥させた柑橘ピール、ライチなどの淡いフルーツの果実、バニラクリーム、シンプルシロップ。
余韻:穀物由来の甘み、樽のタンニン、舌の上に旨みが残り、淡い果実の香りがゆっくりと鼻の奥から抜けてゆく。
コメント:11年という若い原酒らしい、力強い飲みごたえと繊細な1面を併せ持った1本。

---Artist Profile / 興梠 優護---
1982 年歳本県生まれ2009年東京藝術大学大学院美術研究科

修了。人体のモチーフを朝に、光、色彩、視覚といった愛味で移ろいゆくものに着目し、絵画性の拡がりを探る試みを行う。

主な展覧会に2023年『VOCA 2023」上野の森美術館、東京 個展「X」 成山画廊,東京 2022 年「KYOTO STEAM 2022」京セラ美術館 東山キューブ,京都 2018年「高橋コレクション顔と抽象」清春白樺美術館,山梨など。主なアーティストインレジデンスとしてイギリス、スペイン、ブルガリアなど。

---Blair Athol / ブレアソール---
蒸留所の創業は1798年です。その当時、蒸留所は敷地の農場の名からアルダワーと呼ばれていました。ブレア・アソールという蒸留所名になったのは、1825年に政府の認可を受けてからです。ブレア・アソール蒸留所があるのは、南ハイランドの保養地として有名なピトロッホリー。この町は夏目漱石がロンドン留学中に訪れた土地としても知られ、彼の滞在したダンダラックの館は、現在はホテルとして運営されています。蒸留所はそのピトロッホリーの町はずれにあります。

蒸留所名の由来は、アソール公爵の居城であるブレア城に因んでいますが、実際には蒸留所と城とは18キロメートルほども離れています。ブレア城は昭和天皇が皇太子時代に滞在(1921年)した城としても、日本人には馴染みのある場所かもしれませんね。なお、ブレア城のあるブレア・アソール村ははBlair Athollと綴るのですが、蒸留所名は最後の「L」を一つ省いてBlair Atholと綴っています。

仕込み水は蒸留所内を流れるアルト・ダワー川から引いています。大変清らかな川として知られ、1887年に蒸留所を訪れたアルフレッド・バーナードは、ここの水の輝きはまるでクリスタルようだと絶賛しました。なお、アルト・ダワーとはゲール語で「カワウソの小川」を意味していて、オフィシャルボトル「花と動物シリーズ」のラベルにもカワウソのイラストが描かれています。

ブレア・アソールはブレンデッドウイスキーのベルの重要な原酒です。現在ブレア・アソールのオフィシャルボトルは発売されてなく、原酒はもっぱらブレンデッド用に回されているようです。ですので、とても入手しづらいシングルモルトのひとつだといえます。しかし、以前出されていた「花と動物シリーズ」12年のストックはまだ市場に残っていますし、限定バージョンのオフィシャルボトルも過去に何度かリリースされています。見つけたらぜひ飲んでおきたいシングルモルトですね。
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