【先行販売品】ブレアソール10年 2011 ニューウッドホグスヘッド トゥギャザーシリーズ ウイスキートレイル

9,470円(税込10,417円)

700ml 57.8% ※先行販売品に伴い、お届けが8月26日以降となります※

限定329本
新樽のホグスヘッドで熟成した10年熟成。シングルカスクのカスクストレングスボトリング。

---テイスティングコメント---
色はゴールド。香りは焦がしたハチミツやバニラクリーム、微かに灰や土っぽさも感じられ、本節のような燻されたニュアンスもあります。味わいはハチミツを少し加えた麦がゆ、スモークしたレモンピール、オーク。フィニッシュに渋みの強いタンニンが全体をきゅっと引き締めます。ブレアソールでは珍しく味わいにスモークを感じるシングルカスクです。

---Blair Athol / ブレアソール---
蒸留所の創業は1798年です。その当時、蒸留所は敷地の農場の名からアルダワーと呼ばれていました。ブレア・アソールという蒸留所名になったのは、1825年に政府の認可を受けてからです。ブレア・アソール蒸留所があるのは、南ハイランドの保養地として有名なピトロッホリー。この町は夏目漱石がロンドン留学中に訪れた土地としても知られ、彼の滞在したダンダラックの館は、現在はホテルとして運営されています。蒸留所はそのピトロッホリーの町はずれにあります。

蒸留所名の由来は、アソール公爵の居城であるブレア城に因んでいますが、実際には蒸留所と城とは18キロメートルほども離れています。ブレア城は昭和天皇が皇太子時代に滞在(1921年)した城としても、日本人には馴染みのある場所かもしれませんね。なお、ブレア城のあるブレア・アソール村ははBlair Athollと綴るのですが、蒸留所名は最後の「L」を一つ省いてBlair Atholと綴っています。

仕込み水は蒸留所内を流れるアルト・ダワー川から引いています。大変清らかな川として知られ、1887年に蒸留所を訪れたアルフレッド・バーナードは、ここの水の輝きはまるでクリスタルようだと絶賛しました。なお、アルト・ダワーとはゲール語で「カワウソの小川」を意味していて、オフィシャルボトル「花と動物シリーズ」のラベルにもカワウソのイラストが描かれています。

ブレア・アソールはブレンデッドウイスキーのベルの重要な原酒です。現在ブレア・アソールのオフィシャルボトルは発売されてなく、原酒はもっぱらブレンデッド用に回されているようです。ですので、とても入手しづらいシングルモルトのひとつだといえます。しかし、以前出されていた「花と動物シリーズ」12年のストックはまだ市場に残っていますし、限定バージョンのオフィシャルボトルも過去に何度かリリースされています。見つけたらぜひ飲んでおきたいシングルモルトですね。

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