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志賀高原ビール / Imperial Coffee ESB EL PARAISO

志賀高原ビール / Imperial Coffee ESB EL PARAISO


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アルコール度数:6.5%

ビアスタイル:インペリアルコーヒーESB (そんなのがあれば)

限定 4800本

Imperial Coffee ESB / EL PARAISO 発売です!

TRUNK COFFEE さんとのコラボは、UFO / OMK も入れるとこれで8回目。

コロンビアの EL PARAISO "Double Anaerobic Washed" Lychee という豆をたっぷりつかいました。

"Anaerobic(アナエロビック)" とは「嫌気性」ということ。

コーヒーの世界で話題の技術です。コーヒーの豆は通常、酸素がある状態で発酵されるのですが、Anaerobic の場合は、ステンレスのタンク等で、無酸素状態で発酵させます。

"Doubel Anaerobic" とは、その名の通り、チェリーの状態と、果肉を除去したあとの2回にわたって、この嫌気性発酵を2回するということ。

前にも書きましたが、このタイプの豆をトランクコーヒーさんにサンプルとしていただいて以来、「いつかこれでビールをつくりたい!」と思っていました。

それが今回実現したというわけ。ここ3回は、Imperial Coffee Porter だったのですが、今回は ESB、それも Imperial Coffee ESB!?豆のフルーティーさを最大限に表現するために、あまりローストの影響を強くしたくなかった。もともと、同じ気持ちでスタウトじゃななくてポーターをベースにしてきていたのですが、今回はさらにもう一歩。

というわけで、もともと大好きで、ここのところ何度かつくってきた ESBにすることにしました。

そもそも、"Imperial ESB" なんてスタイルがあるのかどうかわかりませんが、この強烈な香りを受け止めて、閉じ込めるには、ある程度の度数が必要だと思ったのです。

ローストはもちろん TRUNK COFFEE。

希少な豆で、実験的に小ロットでやった GEISHA 以外では、価格的にもいままでで圧倒的に高いです。

8.0%、IBU49。

色は、きれいな赤。

色から想像するよりも液体の粘度が高い印象で、泡持ちもすごくいい感じ。

今回は、完成するまでに、みんなで、何度も何度もテイスティングを繰り返しました。豆は浅煎りだし、ビールにもローストの要素はなし。なのに、香りを嗅いだ時点から、もうコーヒーです。

それも、あまり経験したことないくらいフルーティーなコーヒー。口に含むと、豊かなマウスフィールで、甘みが口に広がります。もちろん度数なりの甘みもあるのですが、確実にコーヒー豆由来の甘みが寄与しています。コーヒーの香りといったらお終いなのですが、カカオのようでもある、コーヒー本来の香りをしっかり感じるのは、アナエアロビック ならではなのかも。

そして、圧倒的なフルーティーさ。いちごみたいなベリー感を感じます。

そして、ミルクやバニラのような印象。実は、この手の豆を飲むたびに、個人的にバレルエイジのビールを連想するのですが、もしかしたら、このバニラのようなニュアンスのせいかなと思っています。

乳糖とかはつかってません、念のため。ちなみに、今回のメインのホップには、HBC630 という新品種をたっぷり。

プロフィール的には、今回のフルーティーさと共通するやつ。というわけで、甘さだったり香りだったりが、果たしてコーヒーからくるのか、それとも、モルトか、いやホップなのか。

その境目は、ぼくらにもよくわかりません。甘さを感じるとは書きましたが、ぼくらのビールですので、ホップの苦味もあって、フィニッシュはドライ。度数も、そこまで感じないと思います。

いつも、「最良の食中酒」を目指すと言っているぼくらですが、こいつは、やっぱりコーヒータイム的なシーン用かな。

それも朝じゃなく、午後から夕方にかけてのイメージ。素敵な本や、大事な方と、リラックスして飲む感じ。ちょっと甘じょっぱい、高級なバターを感じるようなクッキーやパイ(もしくは "うなぎパイ" !?)とかが似合うかな。

この手のアナエアロビック の豆を、コーヒー単体で飲んだ時、すごく驚くのですが、正直、ぼくの淹れ方が下手なのか、香りにボディが負けている印象も感じちゃったり。

もしかしたら、その部分を補えるのがビールじゃないかなと。豆自体、ものすごく魅力的なのですが、ビールと一緒になることで、単体とはまた別の良さが引き出せたんじゃないかなと思ってます。

な~んて。

どうぞよろしくお願いします。

---志賀高原ビール---

“自分たちが飲みたいビール”

農産物を、酒やビールにすることが私達の仕事です。

2005年にホップをつくりはじめた当時、無謀にも「世界に通用する他にないビール」をつくりたいなどと思ったのですが、そのために、昭和30年代後半まで日本一のホップの産地だったこの地で、自分たちで原料づくりから関わってみたいと思い、畑つくりからはじめました。

最初は、軽い遊びのつもりが思わぬ大仕事に。しかし、それを面白がってくれる大勢のファンや、ブルワーのみなさんとの出会いにもたくさん恵まれ、現在では多くの定番品、限定品に自家栽培原料が使われています。また、ホップ収穫から仕込釜投入までの時間がおそらく世界最速(!?)の、自家栽培ホップ生仕込み「Harvest Brewシリーズ」は、みずみずしく柔らかい生ホップならではの味わいが独特で、毎年大好評をいただいています。

ホップや酒米のほかにも、麦や蕎麦、ブルーベリー、ラズベリーなども自分たちでつくることにより、原料を知ることができたのと同時に、自然とつきあう難しさや厳しさも学び、あらためて「酒づくりは風土を醸す」ということだとも実感しています。

これからも、小規模で非効率であっても「この地だからこそできる味」「自分たちが飲みたいビール」を、楽しみながら真剣に追求していきます。