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- ワイン
- 赤
- フランス
- ローヌ
- ダニエル・サージュ
- 376ml〜750ml
【ご購入有り】条件 アブレブ セ シヨン 2018 赤 750ml / ダニエル・サージュ
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『 Daniel Sage ダニエル サージュ 』
ワイン名:アブレブ セ シヨン 2018 赤 750ml
生産者:ダニエル・サージュ
産地:フランス / コート・デュ・ローヌ
ブドウ品種:ガメイ
ダニエル サージュは2012年にガメイ単一のワインを区画違い、醸造方法の違いで5種類のキュヴェに作り分けています。このワインは、ニクタロピ、アン トラジェ イニュティルと対となるワイン。粘土質土壌の畑に植わるガメイを収穫し、マセラシオン カルボニックで仕込み、古樽にて熟成されます。ニクタロピ、アン トラジェ イニュティルとは収穫後にほぼ直接圧搾するのかマセラシオン カルボニックで仕込むかの違いがあります。
【生産者説明】
「ただワインが好きなだけ、それも自然なワインたちが」
机の上におかれたマッキントッシュ。この家で唯一、現代の文化の匂いを感じさせてくれるプロダクト。そのマックからは不規則なノイズで構成された音楽が流れている。シュールと言えば聞こえがいいものの、通常の感性であればうるさいだけにしか感じないものでもある。彼の友人が、しかめ面で音楽を古いジャズに変える。
山奥と一言で片付けてしまえば簡単だが、実際ここに辿り着くまでの道のりを思うと、よくぞここまでというほど奥深い山の中の小さな村に彼の家はある。標高は高く、平地と比べて明らかに気温が低い。冬の寒さが正直身にしみる。
そんな山奥の小さな村で、膨大な古いレコードのコレクションと難解そうな書籍に埋もれて暮らすのが、アルデッシュの地で、何にも縛られない自由なワイン造りを始めたヴィニュロン、ダニエル サージュ。
携帯電話も持たない彼との初めての待ち合わせは、事前にメールで決めておいた時間と場所に向かうだけ。フランスの造り手を訪ねる時にはありがちな前の約束が長引いたりするといつまで彼を待たせることになるかわからない。そもそも待っていてくれるかどうかもわからない。案の定、少し遅れてローヌ川沿いにある小さな教会の前に辿り着くと、ベンチに腰掛けて本を読む彼がいた。
ギラギラした雰囲気はないが、かといって癒し系というわけでもない。どこか捉えどころのない人物といった印象。何はともあれと畑に向かう。
畑に向かう途上で、彼の略歴を聞く。略歴と言っても至ってシンプルで、自然なワインが好きで自分でも造りたくなり、紆余曲折を経て、現在はサン ジョセフの生産者、セット リュンヌの下で働いているとのこと。そして、自分の畑を取得して、自分自身のワインを造り始めたこと。ワインの造り方は至ってシンプル。畑を耕す際には馬とトラクターを用い、防除には硫黄とボルドー液、少量のミルクを用いるのみ。手作業で収穫し、特に何も加えることなく自然酵母で発酵させ、厳密なろ過もせず、瓶詰め時の亜硫酸塩添加も原則行わない。
いつになったら到着するのだろうと不安になるほど車を進めた先に、ダニエル サージュの畑はあった。かなり山道を上ってきたので、標高は相当高そうな場所で、実際彼の畑以外にはあまりブドウ畑を見かけない。植わっているブドウを尋ねてみたところ「ガメイ」という返事がかえってきた。そこで少し気分が高揚するのを感じた。北ローヌの地でガメイというのはポピュラーでこそないものの、標高の高い畑で造られたこの地のガメイは、品の良さとしなやかさを兼ね備えた素晴らしいワインとなる。この地を代表する生産者、エルヴェ スオーのガメイを飲めば、多くの人に共感してもらえる話だと思う。そこからダニエルとの会話が段々と熱を帯びたものになってきた。まだ植樹されていないエリアがあり、そこにはプルサールやピノグリなどを植えたいと言う。その理由もシンプルで、ジュラやアルザスに好きな造り手の好きなワインがあるからだと。「ジュラは誰が好き?アルザスは?」と好きな造り手やワインの話に花が咲き、彼のワインを試飲するのが楽しみで仕方ない状態になってしまった。
そこから最近借り始めたという醸造所へ移動。畑から近いとは言えない距離で、収穫や日々の作業は大変そうだが、スペース的にも十分で堅牢な建物でもあり、彼の頭の中にある無数のアイデアを実現するには最適な場所にも思えた。
一通り醸造所の中を案内してもらい、試飲をと近所の食堂の2階に移動。既に瓶詰めされていた2011のシラーと区画ごとに樽熟成中であったガメイを試飲することに。この時の感覚は未だに鮮烈に記憶に残っている。思わず天を仰いでしまうほどの驚き、それから思わず笑ってしまう感じ、そしてわくわくがどんどん溢れてくる感じ。とにかく、また一人、素晴らしい才能を持ったヴィニュロンと出会えたことに感謝する一日となった。
ダニエル サージュのワインを口にした時の疑問、「なぜこのワインはこれほどまでに特別な個性を備えているのか。」そんな疑問は、彼のバックグラウンドを知ることで垣間見える。ダニエル サージュは、かつて熱烈な自然派ワインのファンであり、地方を問わず様々な造り手からワインを購入し、さらには知人に紹介していたと言う。
2度目の訪問の際、彼の自宅で夕食を共にとることになった。持参したロブマイヤーのグラスで戯れながら、彼のワイン、持参した他の造り手のワインなどを次々と飲み干していく。「あの造り手はどう、このワインはどう、あのブドウはどう」と話は尽きない。そして、自宅奥のセラーからエチケットの貼られていない1本のワインを彼が持ってきた。深い熟成感、ピュアさ、少々の揮発酸を備えたそのワインは、ステファン マジョンヌの手によるガメイ。ただしステファン自身が、揮発酸が高すぎるという理由でエチケットを貼らずリリースしなかったワインだと言う。どうしてこんなワインをと絶句するのも束の間、彼のセラーへと向かうとその膨大なコレクションに圧倒されることに。地域を問わず、フランス各地のトップレベルの造り手たちのワインが所狭しと並び、特に90年代後半のル クロ デユ テュ=ブッフやラングロール、そしてペイラのコレクションは一個人のレベルを超えるもの。
ワインに対して、どこまでも純粋で、どこまでも深い愛情を持つダニエル サージュ。当然の帰結として自身のワイン造りに情熱が向けられ、ルーションのステファン モランやスカラベのイザベル フレールの下でワイン造りの手伝いをすることに。そして、畑の取得の容易さ、テロワール、諸々の物理的な条件を考えて北ローヌの地に辿り着き、フェルム ド セット リュンヌのジャン デロブルの下で働きながら自身のワイン造りに挑戦するに至る。
溢れんばかりのアイデアと深い愛情を持って、理想のワイン造りへと進路をとるダニエル サージュ。その目的地は、未だ彼にしか見えていない新しいワインの世界かもしれない。(インポーター資料より)
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