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アナトリーノ 2022 白 (オレンジ) 750ml / カルロ・タンガネッリ

アナトリーノ 2022 白 (オレンジ) 750ml / カルロ・タンガネッリ


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樹齢50年以上のトレッビアーノの底知れぬ可能性

『 Carlo Tanganelli カルロ・タンガネッリ 』

ワイン名:アナトリーノ 2022 白 (オレンジ) 750ml

産地:イタリア / トスカーナ

生産者:カルロ・タンガネッリ

品種:トレッビアーノ100%

醸造:トレッビアーノの樹齢は50年以上。果皮と共に7日間マセラシオン。ステンレスタンクで澱と共に6ヶ月以上熟成させてからノンフィルターでボトル詰め。

アヒルのラベルは上級ワインアナトラーゾよりも柔らかく親しみやすい味わいということで小さなアヒルが描かれました。

さて2022年のアナトリーノ。近年の夏場の暑さが欧州でもトップクラスのトスカーナ、夏の時期は気温40℃を軽く超えるらしいです…しかし昨年来日時のマルコから聞いた話では、猛暑のVTが続いていますが畑仕事においての変化にちゃんと向き合い、畑で対応するというよりは、暑さに耐えうる、地域に適した品種を見極めることに重きを置いているそう。今のところ彼らのメインの品種である"トレッビアーノ"は上手く適応しています。

各地で葡萄樹の水不足が深刻化していましたが、樹齢も高いタンガネッリの葡萄樹は地中深い水分も吸い上げることができるからか、メルロー9月中旬、サンジョヴェーゼは9月末、トレッビアーノ10月初〜中旬と極端な早摘みにはなっていないようです。ワインの凝縮感、集中力は相変わらず保たれています。

今回のVTは非常に華やかな香りが際立つVTとなりました。マンダリン、シトラス、オレンジピール、そして今年の特徴的な部分が石灰感。石コロを連想させる要素が香りに溶け込みエレガントな香りにさせてくれています。

味わいもエレガントで美しい質感。果皮のビターさは穏やかですが果実の中の充実感はしっかりとコク深くさすがのクオリティーだと改めてマルコのセンスと樹齢50年を超えるトレッビアーノの可能性を感じさせてくれました。余韻にほんのりと甘い雰囲気があり持続性がありつつ穏やかな飲み心地は見事です。

彼らが50年間大切に無農薬で栽培してきたトレッビアーノを果皮を使用して発酵したアナトリーノは若いうちからすでに上品で単体で楽しめる傾向にあります。アナトラーゾほどではありませんが熟成させても進化していくポテンシャルのあるワインです。1年以内に飲み切らずに数本セラーで寝かせてあげたらきっとサプライズを起こしてくれるでしょう。

【生産者説明】

カルロ・タンガネッリは、トスカーナのアレッツォ県、キャンティとモンテプルチァーノに挟まれた、トスカーナ農業の伝統が豊かに息づく中世の街、カスティリオン・フィオレンティーノで事業を営む小さな蔵です。

この地は、古代ローマ時代からトレッビアーノを生産しているエリアでした。しかし、コルトーナのDOC認定により、シラーに転換する生産者が増え、トレッビアーノの生産者は激減しました。

そんな中、5代目のマルコ・タンガネッリは言います。「古代ローマ時代からトレッビアーノを造っていることには理由があります。ガレストロと呼ばれる石灰岩と泥灰岩の混じった土壌はトレッビアーノに最高の土壌なのです。」

トレッビアーノの美味しさを最大限抽出するために、収穫は10月中旬以降に皮が強く厚くなった完熟の状態で行い、マセラシオンすることで皮のタンニンと旨味、深い味わいが楽しめるトレッビアーノになります。マセラシオンすることは、昔から行われている伝統的な造り方なのです。

発酵は葡萄に付いた自然酵母のみで行ない、酸化防止剤は必要があれば、プレス後もしくは、その年によりボトル詰め時に極少量使用します。

カルロ・タンガネッリでは、畑に鳥の巣を設置し、様々な鳥を寄せ付けています。鳥たちは、害虫を食べてくれる葡萄を守る大切な仲間です。葡萄を守ってくれる鳥たちをモチーフとした、ヒヨコやアヒル、クジャクなどカワイイラベルが大人気です。

実は、アヒルラベルで人気の「アナトラーゾ」は、マルコの娘のコンスタンツァが4歳の頃、ワインの香りをかがせたところ、「アナトラーゾの香りがする!」家の庭にいるアヒル(アナトラ)が水浴びするような場所の香りがすると言い、アヒルの絵を描きました。あまりにも上手な絵だったため、それをモチーフに今のラベルが誕生しました。そして次に出来たワインは、アナトラーゾの子供だからと、「アナトリーノ」と彼女が名付けました。後に生まれた息子がその次に生まれたワインの色を見て、ヒヨコの色みたいと言ったことからトスカーナの方言でひよこの「ピピリ」と名付けました。ワインの誕生と共に子供達の成長が楽しめる家族の愛が詰まったワインラベル誕生秘話です。

カルロ・タンガネッリでは、ワインはもちろんのことビオロジックの畑でオリーブや蜂蜜造りをしています。

野菜やハーブのエキナシア、パッシフローラも栽培しており、フランスの化粧品メーカーと契約しています。

ワイン造りに大切なことは「情熱」「魂」「歴史」であるとマルコは言います。

「この地で生まれ、この地で育った私にとって、この地でワインを造ることは幸せなことです。剪定はすべて私一人で行っています。毎朝起きて農作業をすることが楽しくてしょうがないのです。」(インポーター資料より)

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