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レモンマートルの甘く爽やかな香りとジュニパーベリーのスパイス感を楽しむ北欧のファームハウスエール
【味わいの特徴】ノルウェーのヴォス地方に伝わるスタイルからインスピレーションを得たこのビールは、深みのあるアンバー色とモルトのキャラメルのような豊かな風味を持つファームハウスエール。ジュニパーベリーとレモンマートルを浸した水を使用することで、ほのかなスパイス感とレモンのような甘く爽やかな香りが全体のバランスを整え、心地の良い個性と奥行きのある味わいをもつビールに仕上げました。
【相性の良い食事】ラムレーズンバターサンド、生ハムとイチゴとフレッシュチーズのサラダ、少し胡椒の効いたチョコレートナッツ
【名前の由来】京都ビアラボのトムとレオンはともにオーストラリア出身。オーストラリアといえば、コアラやカンガルーと並んでワニも有名なのですが、英語には「Crocodile Tears(ワニの涙)」という言い回しがあります。それは、獲物を食べる時に涙を流すワニの習性から、「申し訳ない、悲しいという姿勢をとりながら、実はそう思っていない」という意味で使われます。トムがやむを得ない事情でオーストラリアから日本に帰ってこれず、日本にいるレオンが激務に追われるという状況の中で、平謝りするトムとは裏腹にSNSでは彼がニコニコ顔で魚釣りやキャンピングに興じる写真が流れてくる。これ以上ない"ワニの涙"シチュエーションの中、もう一匹のワニ(レオン)は涙をこらえて、ビール造りに勤しみました。
【醸造家の声】京都市内を流れるかつての運河、高瀬川沿いにあるブリューパブ、Kyoto Beer Labと今回のコラボビールについて話し合っていた時、彼らから「ハイマブリッグ(Heimabrygg)」というスタイルを提案してくれました。私たちはこのスタイルに馴染みがなく、調べてみると、ノルウェーの家庭で造られるビールに由来するスタイルであることが分かりました。
ハイマブリッグは、ジュニパーベリー(ヒノキ科の針葉樹「ジュニパー」の実)を浸した水を使用したモルト主体のビールで、発酵には、クヴェイク(Kveik)というノルウェーの伝統的なエール酵母を使います(私たちは過去に新天地シリーズでKveik酵母を使ったラガーを造ったことがあります。)。伝統的な製法では、その日に採れたばかりのジュニパーベリーを醸造用の水に漬け込み、十分に香りが移った後に、それを使ってマッシング(糖化)やスパージング(ろ過)を行います。
Kyoto Beer Labのトムとレオンはオーストラリア出身であることから、この北欧の伝統的なコンセプトにオーストラリアらしい要素を加えようと考えました。そこで、考えたのが現地で手に入るレモンマートル(オーストラリアのクイーンズランド州に自生するレモンの香りがする植物)を使用し、キャンディーのようなレモン風味を、ジュニパーのスパイス感と調和させたファームハウスエールをイメージしました。
このジュニパーベリーとレモンマートルのブレンドをお湯に浸し、3時間かけてゆっくりじっくりと香り、風味を抽出。その後、モルトブレンド(ゴールデン・プロミス、ウィーンモルト、小麦モルト)をマッシングし、スパージングの際も同じ摘出水を使用し、伝統的な手法をできる限り忠実に再現しました。
また、ハイマブリッグは通常、淡い色合いのビールですが、今回は3時間に及ぶ長時間煮沸を実施。これにより糖の濃縮、アルコール度数の向上に加え、メイラード反応(糖とアミノ酸などの間で褐色物質のメラノイジンが生成される化学反応)によって深みのある琥珀色とキャラメルやトフィーのような滋味深い風味が加わりました。
発酵にも、ノルウェー・ヴォス地方由来のクヴェイク酵母を使用。通常の酵母よりも高温で発酵することが特徴で、その結果、トロピカルなフルーティーさが生まれます。
このユニークなビールは、キャラメルのようなモルトの甘く深みのある味わい、クヴェイク酵母由来のフルーティーなエステル香、ジュニパーベリーのスパイス感、そしてレモンマートルのハーブシトラス系の爽やかな香りが絶妙に絡み合っています。レモンマートルは伝統的なハイマブリッグの材料ではありませんが、ビールのフレーバーを一層引き立て、本家にはない、全体を調和させる素晴らしいアクセントとなっています。
少し気温の下がる夜、焚き火のそばでじんわり温まりながらゆっくりと味わうのにぴったりな、リッチでフルボディな一杯です。ぜひ楽しんでください!
スタイル:ノルウェイジャンファームハウスエール
シリーズ:仲間
ABV:8.5%
IBU:16
ガスボリューム:2.55
副原料:オーツ麦フレーク、ジュニパーベリー、レモンマートル品目ビール
---京都醸造---
「自分たちが飲みたいビールを作れば良い」と言う友人の一言で始まった醸造所。
創業者はウエールズ人のベンさん、カナダ人のポールさん、アメリカ人のクリスさんの3名。
美味しいビールは日本中にたくさんあるけれども、他の味も試したかった。他のスタイルを味わってみたい人はたくさんいるに違いない。そのような思いからKBCを立ち上げた。
彼らのビール造りのベースとなったのは、アメリカとベルギーのビールだ。
アメリカはここ30年、クラフトビールの世界を切り拓いてきたクラフトビール界のパイオニアである。毎年のように新種のホップがリリースされている。無数の醸造家により材料や醸造法を混合させたハイブリッドビールやABV(アルコール度)及びIBU(国際的に使われる苦味を図る指標)が極端に調整された新しいスタイルのビールが生み出されている。彼らも既存の枠に捕らわれない新しいスタイルのビール造りに挑んでいる。
ベルギーは、歴史や伝統を重視したビール造りを続けてきた。一方で、歴史や伝統だけにとらわれず、アメリカと同様に独自のスタイルにこだわる醸造家がいる。自然酵母の使い分け、甘味、辛味、苦味、酸味、軽さや重さの調整により新しいビールが造り出されている。べルギービールの製造の工程は多様で複雑なものである。
どちらの国のビールも共に興味深く、味わい深い。しかし、双方のビールの良さのみを抽出して掛け合わせることで、よりユニークで特別なものができるのではないかと考えた。
醸造所の酵母はベルギー産、ホップは主にアメリカ産を使用している。この組み合わせから、今までになかった独特の味わいのビールができる。しかし、これは僕たちのスタート地点に過ぎない。今後この醸造所でどのようなビールが造られ、発展していくか僕たちにとっても未知数である。
法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、
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