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法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、
酒類の販売には年齢確認が義務付けられています。
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昨日もちょっと触れましたが、Wheat Ale は、うちの限定ではかなり初期からあるビールで、今調べたら最初が2007年で、"新作ビールは、Miyama Blonde以来、1年以上ぶりです。" なんて書いてあります。
小麦のビールといえば、ヴァイツェンが頭に浮かぶ時代でしたが、柑橘系のホップがバッチリ効いたアメリカンスタイルのやつをつくってみようと思って始めました。
Three Floyds Brewingの ”Gumballhead” というビールが人気らしいというのが、そのきっかけの一つでもあったのですが、実際にそのビールを飲んだのはその翌年のこと。
というわけで、最初から自分たちなりのイメージで、毎年つくり続けてきました。
その Wheat Ale を 2017年のブログ10周年を機に、ニューイングランドスタイルにしてみたところ、小麦とヘイジーのマッチングがすごくよくて、"ゆるブル Wheat" と名乗ることに。
他のIPAたち以上に、たっぷりのホップをつかっているので、ラベルを新しくした一昨年から "Hazy Wheat IPA" と名乗っています。
ややオレンジ味を帯びたヘイジー。
5.0%、IBU18。
毎年レシピを変えているのですが、今回はオーツをやめて、あくまでも小麦が主体に。
ホップはここ数年、ストーンフルーツ的なニュアンスのホップを加えてきたのですが、最初の Wheat Ale を思い出して、あくまで柑橘的なイメージで、当初からのメイン品種を含む、アメリカとNZの4種をたっぷりつかってます。
飲み口は、もったりとはせず軽やかなのですが、小麦ながらの柔らかさと飲み応えも。
瑞々しいオレンジな香りに、ヘイジーなスタイル特有のパッションフルーツみたいなニュアンスが加わった、かなり爽快な仕上がりです。
いつも書いていますが、ぼくら的には、苦味は控えめではあるのですが、たぶん世の中の人の多くがイメージする "ヘイジー IPA" とくらべると、苦いんだと思います。
その分、食事との相性もいいと思いますし、大きなグラスでごくごく飲んだりするにも最適かなと、
軽めの度数と、小麦由来の柔らかで爽快な飲み口で、これからの季節にはバッチリだと思います。
1バッチ分のご用意です。
価格は、House IPA や 其の十なんかと同じです。今回で42バッチ目。
初心に戻った、大好きな夏の小麦のIPA。
どうぞよろしくです。
---志賀高原ビール---
“自分たちが飲みたいビール”
農産物を、酒やビールにすることが私達の仕事です。
2005年にホップをつくりはじめた当時、無謀にも「世界に通用する他にないビール」をつくりたいなどと思ったのですが、そのために、昭和30年代後半まで日本一のホップの産地だったこの地で、自分たちで原料づくりから関わってみたいと思い、畑つくりからはじめました。
最初は、軽い遊びのつもりが思わぬ大仕事に。しかし、それを面白がってくれる大勢のファンや、ブルワーのみなさんとの出会いにもたくさん恵まれ、現在では多くの定番品、限定品に自家栽培原料が使われています。また、ホップ収穫から仕込釜投入までの時間がおそらく世界最速(!?)の、自家栽培ホップ生仕込み「Harvest Brewシリーズ」は、みずみずしく柔らかい生ホップならではの味わいが独特で、毎年大好評をいただいています。
ホップや酒米のほかにも、麦や蕎麦、ブルーベリー、ラズベリーなども自分たちでつくることにより、原料を知ることができたのと同時に、自然とつきあう難しさや厳しさも学び、あらためて「酒づくりは風土を醸す」ということだとも実感しています。
これからも、小規模で非効率であっても「この地だからこそできる味」「自分たちが飲みたいビール」を、楽しみながら真剣に追求していきます。
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