商品名:ヴィネーグル ド ピスティル ド サフラン 250ml
生産者:ラ・ギネル
産地:フランス ルーション地方
綺麗な薄いオレンジ色をまとったバニュルスのヴィネガー。小さな赤い果実とサ フランの香りが力強く感じられます。このヴィネガーは、ラ ギネルのバニュルス ヴィネガーにモロッコのタリオウイネ産のサフランという素晴らしい出会い によって造られた特別なキュヴェで、パワフルな香りかつオリエンタルな味わい で、海老や帆立のグリル、トマトのガスパチョなどに最適です。(ボトルにも記載 のあるタリウインとは、モロッコのスースマッサ州にある街の名前で、この地は サフランの有名産地となっています。)
サフランを使うことは、古代にさかのぼり、エジプト人、そしてヘブライ人は、 料理の味付けだけでなく、祭りや宗教的な儀式の際にも使用していました。同様にインドやペル シャでも神聖な物として扱われていました。
『 La Guinelle / ラ・ギネル 』
乾燥した気候と照りつける太陽が特徴の南フランス ルーション地方。この地で、「本物のヴィネ ガー造り」を目指し、挑戦した女性がいます。彼女の名前はナタリー エール。今やフランスを はじめ世界中で賞賛されるようになった天然醸造によるナチュラルワインヴィネガーの造り手 です。 元々ナチュラルワインファンであったナタリーは「伝統的な本物のワインヴィネガーを造りた い」と考え、バニュルスにほど近い場所で、完全天然醸造によるヴィネガー製造の「ラ ギネル」 をはじめました。
ラ ギネルは、醸造・製造技術の進歩した現代にあっても昔ながらの手法でヴィネガー造りを続 けています。その昔ながらの手法にまず欠かせないのが醸造中に酸化防止剤となる亜硫酸を一 切使用していないワインです。ラ ギネルはバニュルスの地を中心に主に亜硫酸無添加のワイン をヴィネガー造りの原酒として買い付け、そのまま古樽に入れて太陽照りつけるバニュルスの 気候の中で、自然と酢酸菌が活動してヴィネガーへと発酵していくのを待ちます。 現代の多くのメーカーでは人為的に酢酸菌を添加し、より管理しやすい形で発酵させるのに対 して、空気中の酢酸菌の活動に頼ったより自然で古典的な手法といえます。この素朴で香り豊か なヴィネガーは、フランス本国の多くの星付きレストランをはじめ、名だたるレストランのシェ フがこぞって使用するようになりました。